わたしが自身のネガティブさを克服するために、潜在意識を知ったことはとても大きな影響になりました。
知れば知るほど、常識では考えられないことが潜在意識を使えば可能だと思わされることが多くなり、これは意識的に日常使いするべきだと感じています。
今回は
- 95%の潜在意識の中身について
- 人生激変できる潜在意識の力とは?
- 日常の行動で意識するポイント
について紹介します。
より快適な毎日をおくるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
95%の潜在意識の中身
潜在意識の中には、これまで生きてきた経験で培われた膨大な量の情報やデータがすべて蓄積されています。
今世のみならず、これまでの生まれ変わりの情報すべてです。
ポジティブ要素の多い人は何をやっても成功するタイプとなり、ネガティブ要素の多い人はその逆に失敗や恐れに慎重になりすぎ、前進や変化に消極的なタイプとなります。
本人の自覚にかかわらず、潜在意識が人生を左右するといっても過言ではありません。
人類にとって最強かつ最大の力は潜在意識とされるほど、潜在意識を思い通りに操ることができれば、わたしたちは健康・経済・人間関係あらゆることを思い通りにすることができるのです。
しかしほとんどの人はこの潜在意識の驚くべき力に気づいておらず、学校でも習うことなく、意図的に活用することなくこの世を去ってしまします。
生まれたときから全ての人に平等に備わっているこの潜在意識を活かさない手はありません。
人生激変できる潜在意識の力とは
潜在意識を自在に使いこなすことができれば、天命以外の運命はほぼ全て自分の思い通りに叶うことができます。
望む職に就きたい、パートナーが欲しい、健康になりたい諸々…
あらゆる時、あらゆる場所で、個々に必要な全てが準備され、なんの抵抗も疑いもなければ、潜在意識はわたし達を望む方向へ最短最速で導いてくれるものなのです。
現時点ですでに、わたし達は自分にもっとも適している環境で過ごしているはずです。
自分がもっとも信じている自分像に忠実な現実に、潜在意識によって導かれているからです。
釈迦のことばに「人は”私はこういう人間だ”と自分で考える通りになり、それと異なった者になることは決してありません」という名言があります。
いわゆる、思考は現実化することを言っています。
何かを変化させたい時は、まずは自分の思い込みの修正点に注目する必要があります。
運動のトレーニングのように、くり返し修正くり返し修正で潜在意識を書き換えることができれば、あらゆる問題は解決され現実はいとも簡単に変わってしまうのです。
日常の行動で意識するポイント
日常の行動で意識するポイントは、潜在意識に新たに余計なネガティブ意識を入れないことです。
そして日常の基本原理を理解しておくこと。
「いま目の前にある現実は自分が創ったものである」という認識を持つということです。
わたし達の体験や出来事、置かれている状況、行動のすべては、思考から受け取った潜在意識の反応です。
日ごろ無意識に言ってしまっている口癖、習慣化されている思考を受けとった潜在意識が忠実に再現した物質社会が、いま自分の目の前にある現実だということを覚えておきましょう。
潜在意識をポジティブ要素で満たされれば現実もごく自然に良くなっていくはずなのです。
ネガティブに傾きそうになったらすぐに修正できるよう、口癖や思考にも注意をはらいながら過ごすようにしましょう。
心の2つの働き
心には顕在意識と潜在意識の2つの働きがあります。
畑に例えると、顕在意識でまいた思考という種が潜在意識という土壌でしっかり根付いて実ったものが現実ということになります。
とうぜん良品質の種を蒔けばそれに見合ったものが実り、逆も然りということになります。
知っている人も多いと思いますが、マザーテレサのこの名言は、顕在意識と潜在意識の関係性を見事に表しています。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
思考が現実化する仕組み
思考が現実化する仕組みには、顕在意識と潜在意識が直結しています。
船に例えると、顕在意識はひたすら舵取りをし命令を下す船長で、潜在意識はひたすら忠実に命令通りに船を動かす乗組員のような関係性です。
日ごろ意識していることが潜在意識に落とし込まれると、自動操縦のように、自覚してようがしてまいが、その人がもっとも信じている通りの現実を作り始めるのです。
「なぜか結婚できない」「水をのんでも太る」「何をやっても成功する」・・・
人それぞれ口癖がありますが、常に言っている通りの現実になっているのは、潜在意識がそれを忠実に守ろうとしているからにほかなりません。
思考が現実化した実例
私には高卒の友人知人がいますが、その中の一人は「自分は高卒だからこの位の給料だ」と頑なに思い込み、転職するにもいつも月収20万代の所ばかり探していました。
方や違う知人は「職の選択肢は無限大」という思考で、やがてチェーン店のラーメン屋の店長になり、同じ年代の大卒者よりも遙かに高い月収を手にしていました。
思い込みの違いで人生は大きく変わってしまいます。
「21時以降コーヒーを飲むと眠れない」と頑なに思っていた友人は、後に分かったノンカフェインのコーヒーだったにもかかわらず眠ることができませんでした。
「睡眠薬がないと眠れない」と頑なに思い込んでいた仕事先のクライアントは、薬の多量摂取にならないよう本人には伏せて渡されたラムネを服用し、プラシーボ効果で朝までぐっすり寝ていました。
強烈な思い込みは身体にまでも影響が大きいのです。
私の夫は、子供たちが幼稚園や小学校から風邪やウィルスに感染してくると「自分にもうつる」と思い込んでいたので、必ずうつっていました。
「今日か明日中には喉が痛くなるな!」・・・わたしから見れば自己暗示のようでした。
私自身のことで言えば、若い頃はネガティブ一色だったので、面白いように人前で恥をかいたり、人から傷つく言葉を受けたり、人間関係がギクシャクしがちでした。
今考えると、潜在意識は「自分はダメ人間」と自分自身に言い続けていた私に忠実に従い、益々そう思わせる状況を創ってくれ、愚痴るほど面倒な状況を引き寄せてくれていたことになります。
当時はなにも知らなかったので、自分の思考にも言動にも注意することなく、こともあろうに自分でセッセと自分の嫌な状況を創っていたのでした。
潜在意識の書きかえとその後の変化
意識と現実創造の関係性に気づいてからというもの、私は自分に対する思考や言葉かけには極力気をつけるようになりました。
ブロック解除をしたり、アファメーションをしたり、インナーチャイルドを癒やしたり、統合のワークを試してみたりと、潜在意識がポジティブになるようありとあらゆることも実行しました。
重症度の高いネガティブさに加え生来の頑固さと半信半疑も相まって、潜在意識の書き換えには少々時間がかかりましたが、それでも少しずつ変化は表れました。
印象的だったのは人から褒められることが多くなったことです。
一時期アファメーションで「わたしはスゴイ、わたしはスゴイ」を連発してよく口にしていたのですが…褒められるワードに「スゴイ」が含まれている率が高かったことは面白かったです。
どうってことない職場の掃除に「ありがとね~スゴイ綺麗だね!」
施設の行事などでたまたま演奏した時には「楽器ができるってスゴイよね!」
この何十年間、同じような事をして褒められたことなど一度もなかったのに、とても興味深い現象でした。
潜在意識に良い種まきをすることが楽しくなったわたしは、その後もコツコツ心の喜ぶ言葉かけや考え方を続け、自己否定はほとんどなくなりました。
当然、以前のような面倒な状況も極力減り、喜ばしい出来事が断然多くなりました。
まとめ
潜在意識のことを知ると、表面的なことだけをサラッと理解しただけでもそら恐ろしくなります。
なんといっても人生を左右させてしまうんですから。。。
個人的には「義務教育で教えればいいのに…」という感想です。
これを書きながら以前みたTV番組のことを思い出しました。
生まれて間もない子どもに「あなたはお医者さんになるのよ~お医者さんになるのよ~」「東大いきましょうね~」と優し~く語り続け、その通りになったという話です。
当の本人は、物心ついた頃には「自分は医者になるから東大にいく」と義務感でも何でもなく、ごく自然に思い込んでいて苦ではなかったと…
潜在意識を活用した素晴らしい洗脳作戦ですね。
もう少し早く知っていれば、自分の子どもにも応用してみたのに!?と惜しまれるところです(笑)
話が横道にそれました…
潜在意識、ぜひ人生をより良い方向へ大きく動かす力として活用したいですね!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
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