心の声の影響力を知ろう!心を観察して理想の自分に変えていく方法とは

【スピリチュアル】現実は心の声に従う!本心に気づいて理想の毎日にする方法タイトルイメージ画像 潜在意識の話

私たちの心の声は、寝ているとき以外おさまることはありません。

心の中では常に自問自答をくり返し自己賛美や自己否定をしているものです。

周囲からもあらゆる感情をゆさぶられ、事あるごとに一喜一憂し…とても大忙しです。

今回は

  • 心の声の影響力について
  • 心の声ができあがる過程
  • 心の声によって自分を変える方法

などについてお話しします。

普段からあまり意識することのない心の中を知って、理想の自分に変えていきましょう。

心の声が自分にもっとも影響を与えている

おしゃべりや無口に関係なく、私たちは誰でもつねに心の対話をしています。

心の声は1分間に約150~300…1日にトータルすると約4万5千~5万語ほど自分自身に語りかけているとも言われてるほどです。

他人と話している時でさえ私たちの内側では絶えず心の声は発動されていて、相手の言っていることを「聞きながら」分析し、同時に自分との対話も続けているのです。

私たちは絶え間ない膨大な量の心の声の影響をもろに受け、無意識のうちにその声には逆らえず過ごしているものなのです。

心の声は人格をつくる

自分にもっとも大きな影響をもたらすものは、他でもない自分自身への言葉かけです。

その心の声によって自己イメージは確立されていき、やがて人格になっていきます。

外部からの影響で自分の人生を左右させられていると錯覚している人はとても多いですが、受けた影響から何を採用するか、どう解釈するかは自分次第。

例えば仕事に関して上司からダメ出しをされたとき、最終的に「落ち込んで上司を恨む」ような選択をする人もいれば「奮起して頑張るバネにする」という選択をする人もいます。

私たちは都度起こる事に対して無数の選択肢があるにもかかわらず、思考癖などによっていつでも同じような感情や思考を選びがちです。

人格に直結する感情や思考の選択には細心の注意が必要です。

最初の人格は2~3歳頃までにつくられる

自分がどういう人間か?と最初に意識し始めるのは2~3歳ころまでで、その人格の大半は両親や兄や姉などの幼子にとって絶対的存在たちの言葉たちによってできあがります。

否定することをまだ知らない幼子は、受けとった情報を「本当のこと」と思い込みます。

幼稚園や学校に通い出すと更に大勢の先生やコーチが現れ友人も増えて、ここでも受けとった情報をかなりの割合で「本当のこと」と思い込みます。

頑張ったとき、褒めてほしいとき、慰めてほしいときなど、自分の信頼している人たちに何と言葉がけされたかで、心の声の傾向がほぼ定まってしまうほどです。

心の声次第で道が分かれる

肯定的的な心の声が多ければポジティブな成果を、否定的な心の声が多ければネガティブな結果が多くなる、ということは想像するに容易いところです。

成長するにつれ更に周りの環境が、自分がどういう人間で何が得意で苦手なのかをハッキリ認識させる手助けをしてくれ、様々な角度からあらゆる評価を受け始めます。

思春期になると、それまでの成長過程によって「自分はこういう人間だ」という自己イメージはほぼ確定され、その思い込みによって自動操縦されているかのように生き始めるようになるのです。

自己イメージによる行動とその結果をくり返しながら、ますます”思い込みの自分像”は強められ人格は確立されていきます。

上手くいきやすい人と失敗しやすい人がいるのは、基本的に心の声による影響が大きく作用しているのです。

人格は何歳になっても変えられる

私たちの人格は、これまでとは違う心の声を設定すれば変えていくことができます

私たちは、人格ができあがっていく過程を知らずに大人になる人が大半で、また一度できてしまった人格はそう簡単には修正できないと思いがちです。

望み通りになっていないことに対しては「人生はこういうもの」「運が悪かった」などと自分にはどうにもできないことと受け入れ一生を終えていく人がほとんどです。

これまでの自分像は、はたして本当の自分なのだろうか?

これまでの自分に対して違和感や疑問がわいたら、ただシンプルに自己イメージを変えていけばいいだけの話。

自分の好き又は嫌いなところ、得意と不得意なこと、思考癖や行動パターンなどを客観視できるようになると、それまで”思い込んでいた自分像”とのズレに気づくことが多々あります。

自分のどんなところを直していきたいのかを観察し気づいていくことで、目に見えた変化が現れ始めます。

人格を変えた体験談

わたしの知り合いにある音楽一家がいます。

家族5人、ソプラノ歌手やバイオリニスト、ピアニスト、何かと音楽に関わっている素敵なご家族です。

でもその中のたった1人、彼女は音大も出て音楽関連の仕事に就きだいぶ大人になってから「自分は理数系の方が好きだ」ということに気づいたそうです。

子どもの頃から音楽必須のような家庭で育ちピアノの腕前も褒められていたことから、何の疑いもなく「音楽が好き、それしかない」と思い込み音楽の道へ進んだそうですが…

音楽は楽しいけれど謎の違和感や疲れが絶えずあったそうで…何かが違うと心を観察した結果、自分は何か計算をしたり図面を描いている方がずっと楽しいということに気づけたそうです。

その方は後に水道関連の仕事に就き、見事に軌道修正し幸せに過ごされています。

 

わたし自身のことで言えば、実家の両親は不仲でケンカが絶えず、子どもに関しては過保護かつ過干渉だったのですが…

当時のわたしの感覚として家庭は「窮屈で楽しくない所」人と壁をつくるようになった最初の段階だったと思います。

「たわいもない話が苦手」「楽しい会話ができない」「人づきあいが面倒」「どう仲よくすればいいのか分からない」「一人が好き」…

幼稚園や小学校ではいじめにあったり思春期では孤立しがち、仲良しグループも苦手でした。

大人になっても間関係の悩みは多く、気を遣いすぎて精神的にとても疲れていた記憶があります。

自分で採用してしまっていた暗い思い込みは20代を過ぎるまで続いていましたが、実家を出て仕事や結婚、子育てを経るうちに思い込みに変化が起こり始めました。

結婚を機に仕事を一時辞め子どもが幼稚園に通う頃までは家庭に収っていたのですが、その後復帰した仕事で意外や意外、仲間と共に働くことが家にいる時よりも数倍楽しいと感じたのでした。

また子ども関係で始まったママ友の交流や子供会行事、幼稚園や学校の役員会なども予想外に楽しかったのです。

「あれ?私って人づきあいが苦痛じゃなかったっけ?…」

かつて採用した自分の思い込みに疑問を持ち始め、そして払拭していきました

「実は人とふれあうことが好きだった」「仲間と共同・協力する作業も好き」「会話も楽しい」!?

思い込みが180°変わってしまった私の現実はすっかり変わってしまい、かつての対人恐怖にも近かった現象は皆無になり、楽しい交友関係は広がる一方となりました。

まとめ

心の声が自分におよぼす影響力の話はいかがでしたか?

無意識な思い込みで自ら不幸を引き寄せていることも場合によってはあるものです。

実際わたしも、幼い頃からつくっていた「自分は孤独で暗い人間」のイメージに気づけなければ、今の職場環境、諸々の交流の場でとても窮屈な思いを続けていたと思います。

潜在意識のことを知って自分を改善していけるなら試さない手はありません。

心の声をたまには観察しながら、何かに気づいたり改善点を見つけるきっかけにしてみて下さいね。

最後まで読んで下さりありがとうございました!

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