潜在意識への自己暗示のやり方には決まりがある!?脳の再プログラムを考えよう

潜在意識への自己暗示のやり方には決まりがある!?脳の再プログラムを考えようタイトルイメージ画像 潜在意識の話

私たちは普段、潜在意識のことなど考えずに生活している人がほとんどでしょう。

しかしどんなに小さな何気ない言動一つ一つをとってみても潜在意識が大きく関わっています。

それならば潜在意識を意図的に有効的に活用することはできないのでしょうか?

今回は

  • 潜在意識と行動の密接な関係について
  • 無意識に行われている自己暗示
  • 意図的に行う自己暗示=アファメーションのコツ

などについてお話しします。

興味があればぜひ読み進めてみてくださいね。

潜在意識への自己暗示のやり方には決まりがあった!?

潜在意識の役割

潜在意識の役割は、行動・記憶・感情すべてのデータを記録し保存することです。

わたし達がこの世に何度も生まれ変わり、見聞きし体験してきたすべてが潜在意識のデータバンクには蓄えられています。

顕在意識では想像すらできないほどの膨大な情報が潜在意識にはあり、それらを意識するしないに関わらずわたし達のあらゆる行動に影響を及ぼしているものなのです。

行動は潜在意識のデータによって決められている

わたし達の行動は、潜在意識に蓄積された過去のデータによって決められています。

過去のデータがまったく同じ人はいないので人の数だけ行動パターンも千差万別ですが、わたし達が行動する際の意識は主に次の4つの段階に分けられています。

  1. 外部からの刺激を受けとる
  2. 入ってきた情報を認識する
  3. 認識した情報を比較・分析する
  4. 自分から行動するか、反応するか、反応しないか、を決断する

例えば、1で上司から何かを告げられたとします。

2では小言?説教?助言?など、受けとる側の認識の違いが出てきます。

3では過去の体験に基づき、嫌だと思うか有り難く思うか恐怖に感じるかなど誰一人として同じではない感情がわき比較・分析が行われます。

4ではその感情に伴い、反省するか無視するか反抗するか…自身における過去のデータに忠実な反応をとることになります。

わたし達はみな、受けた教育や社会的常識によって育まれた個々人の信条や物の見方、それまでの経験や集めたデータによる判断基準で次の行動を決定しているのです。

自動操縦する潜在意識

わたし達は潜在意識に溜め込んだ情報を基に、それが正しかろうが間違っていようが考えることなく、自分主体で事の善し悪しを判断しています。

多くの人はこの自分自身のデータの「囚われの身」であり、自分の意にそぐわない意見や反応に出くわしたとき、外部を非難することが大半です。

潜在意識は習慣的な意識により自動操縦され、意識からの指示をただ淡々とこなし実行するだけなのです。

同じような不快な出来事や同じ失敗を何度も繰り返すときには、外部を非難するよりもまず自分の凝り固まった習慣的意識がないか観察する必要があります。

自動操縦されている潜在意識を変えれば解決する問題も、それさえ気づけず一生を終えてしまう人が多いのもまた事実なのです。

潜在意識への自己暗示は日常で行われている

潜在意識への自己暗示は、生まれてこの方じつは無意識のうちに日常で行われています。

「私は」「私が」で始まる文章はすべて自己暗示と言えます。

  • 私は彼女の親友だ
  • 私はのろまだ
  • 私は人を楽しませられる ・・・

それが真実であろうとなかろうと、自分で思い込んでるだけ又は周囲の言うことで思わされていることでも、自分で受け止めたことはすべて「真実」となります。

そして思い込んでいる通りの現実を体験しては、ますます思い通りの自分になっていくのです。

つまり自己暗示は効果があると言うことなので、それをあえて意識的に使い脳を再プログラムし、違う自分になることは十分に可能なのです。

潜在意識への自己暗示には「脳の再プログラム」をしてみよう!

脳を再プログラムするための自己暗示のコツ

わたし達は、育ってきた過程で自分がどういう人間で、どんなことが得意で不得意かなどを信じ込まされているケースが非常に多いものです。

でも、それは真実とは言えません。

わたし達は、自分で信じ込んでいる自分像に最適な現実を引き寄せているものなので、もし同じパターンのネガティブ現象に悩まされているとしたら先ず根本から改善することが先決です。

起こっていることに対して何とかしようとすることは、できものの上っ面にただ薬を塗っているだけのようなもので、できた原因まで網羅した完治とはなりません。

根本解決の最も手っ取り早い方法は、日ごろの自分の意識の改善点を見つけ潜在意識ごと変える「脳の再プログラム」です。

それができれば、同じ現象に悩まされることは無くなるでしょう。

脳を再プログラムさせるには自己暗示が欠かせません。

自己暗示はまず、一人称、現在形で、望む結果がすでに実現しているかのように行います。

「〇〇なりますように」という言い方ではなく「〇〇になりました、ありがとうございます」などのように既に叶った体で行うのが望ましく具体的には次の3ステップのようになります。

  1. 自分自身に自己暗示(アファメーション)を言い聞かせる
  2. 自己暗示の内容に合った状況を、想像力を働かせて細部にわたりありありと思い描く
  3. リアルな状況を思い浮かべながら、望みの結果をすでに叶えたように感情を味わう

自己暗示は「リアルな想像力と共に1回唱えればよい」と言われる場合と、「できるだけ毎日唱えその状況を思い描き続けた方がよい」と言われる場合がありますが…

正解はないので自分に合った方法で行います。

最も肝心なことは、自分の望む現実に対して「その時の気分をリアルに感じる」こと。

潜在意識に感覚とともに望みを刻印することができれば、必然的に現実も変わるというわけです。

自己暗示で変化した実話

  • 自分が幼い頃「身体が弱い」と親からも言われ思い込んでいたが、小学生くらいから疑問を持ち始め成長するに従って意識が変わり、めったに風邪もひかない健康体になった。
  • 自分の性格が暗いと思い込み交友関係の乏しい長年を過ごしていたのが一転、思い込みを外した途端友人が増え人と関わることが好きになった。
  • 「花粉症は治らない」という巷の噂をうのみにしなかった結果、数年の花粉症歴のみで完治できた。
  • 自分の肌を過剰に気にしていたアトピーの友人は、「膿みを出して綺麗になっている最中」という発想に変えアトピーを完治させることができた。
  • 季節の変わり目には必ず一家で風邪を引いていた知り合いのご家族は、その思い込みを外せた途端一家総出でかかっていた風邪引きの習慣がなくなった。

など多数

まとめ

脳の再プログラムと自己暗示の話はいかがでしたか。

私達は行動パターンや自分の性格にいたるまで、知らず知らずのうちに自己暗示によって潜在意識に落とし込まれた通りの現実を生きていた!?なんて驚きです。

でも反面脳は素直でだまされやすいという特性もわかったことで、現実はいかようにも変えられることが知れて一安心ですよね。

なりたい自分を目指して、もっともっと自分を改善しながら脳を再プログラムしていきましょう。

最後まで読んで下さりありがとうございました!

 

 

 

 

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